嬉野温泉について

嬉野(うれしの)温泉の歴史は古く、和銅6年(713年)に編纂された肥前国風土記に紹介されています。「東の辺に湯の泉ありて能く人の病を癒す」と記述されており、古くから名泉として知られてきました。 伝説によれば開湯は神功皇后(201~269)の時代にまで遡るといわれ、神功皇后が新羅、百済、高句麗に出兵した三韓出兵の帰途に嬉野に立ち寄り、川中に温泉が湧いており、白鶴が元気に飛びたっているのを発見し、その湯が負傷した兵士の傷を癒したのを喜び「あな、うれしの」といったことが「うれしの(嬉野)温泉」の由来と言われています。

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嬉野は江戸時代には長崎街道の宿場町として栄え、文政9(1826)年にはシーボルトも訪れたそうです。伝統ある旅館も立ち並び、風情と歴史を感じさせる温泉街です。 温泉は、源泉温度85~90度、泉質はナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉、リューマチや神経痛、皮膚病、飲むと胃腸病に効くと評判です。湯ざわりもなめらかで、一度、その湯ざわりを味わうと、嬉野から離れなくなると言われるほど。湯あがりには、嬉野温泉特産のとろけるような温泉湯どうふがおすすめです。

  • うれしの温泉情報局
  • 嬉野市商工会
  • 嬉野市